2024年3月22日 - すべて
先のコラム【群馬県版】住宅ローンはどのくらい借りれるの?!~前編で説明した内容は一般的な内容となり、多くの方のケースに当てはまると思います。
続編となる【群馬県版】住宅ローンはどのくらい借りれるの?!~後編では、よりリアルな計算となりますのでよろしくお願いします。
⑦ 月々の返済比率 住宅ローンの月々の返済額は、借入者の収入に対して適切な割合でなければなりません。一般的に、月収に対する返済額の比率は、25%〜35%程度が望ましいとされています。これは、生活費や他の支出を圧迫しない範囲で返済を続けることができるためです。
例:借り入れ希望額3,500万円÷35年返済=1年の返済額100万円÷手取り年収252万円×100=返済比率39.6%→おそらく借り入れ不可
例:借り入れ希望額2,800万円÷35年返済=1年の返済額80万円÷手取り年収252万円×100=返済比率31.7%→車のローンやクレジット等の借り入れがあるとおそらく不可
例:借り入れ希望額2,400万円÷35年返済=1年の返済額68.5万円÷手取り年収252万円×100=返済比率27.1%→車のローンやクレジット等の残高が200万円程度であれば可能性有
例:借り入れ希望額2,000万円÷35年返済=1年の返済額57.1万円÷手取り年収252万円×100=返済比率22.6%→車のローンやクレジット等の借り入れが無ければ安心(ほぼ借り入れできます)
⑧住宅ローン審査のその他の壁 携帯電話の割賦払金の延滞、滞納やクレジットカードや消費者金融の延滞、滞納等があると個人情報機関にブラックリストとして7年間は保管されるのでほぼ審査は難しくなります。
それでもどうしても住宅ローンの審査を通過して新築住宅やマンションを購入したい方は、
①ご主人、奥様の共同名義(婚姻している事が重要)にし、所得の低い方の年収の半分をプラスして「世帯年収」として申し込む。
②ご両親に連帯保証人として契約に参加してもらう。
③自己資金を入れて、借り入れ希望額を下げる。
④車のローンやクレジットカード、消費者金融等の借り入れを先に返済する。
等が考えられますがデメリットも多々あるので、無理の無い住宅ローンやお客様にあったライフプランを一緒に考えますのでご相談ください。
【住宅ローン】借りれる額と返せる額は違います!を参考に御覧ください。